歴史のある調剤薬局の外観デザインリニューアルを担当しました。
・こだわり派のお客さんと一緒につくった店舗外観は、おしゃれな西洋建築風(モールディング)のデザインが特徴です。
これを高価な外装材ではなく一般的な看板素材(アルミ複合板)をアレンジして創り上げています。「看板屋さんから提案された、アルミ複合板やインクジェットシートの看板が安っぽくて気に入らない…」そんなご相談をよく頂きますが、アルミ複合板だって、組み合わせる素材や塗装技術によってここまで映えさせることが出来るんです。
・一見、調剤薬局には見えませんが、最近こういった「普通この業種はこうだよね」といういわゆる「デザインコード」をあえて避けるデザインって、めっちゃ重要。
なぜかというと、日本ではどんな商売であってもみんなそこそこ高い品質(均一化)になっちゃったことが大きい。今、驚くほどまずいレストランやラーメン屋って無いし、どこの量販店に行ってもそれなりに安いですよね。
そういう中で、わざわざお金を掛けてまで「普通この業種はこうだよね」(デザインコード)の発想のままお店を創っちゃったらその他大勢の中に埋もれてしまいます。
他との違いを誰にでも分かりやすく人に伝えることが「ブランディング」。そして、数あるブランディングの施策の中で最も効率的に他との違いを表現できるのが、店舗外観デザインです。
品よく目立ち、個性的。他と差別化された調剤薬局が出来ました。
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業務:店舗外観プロデュース・ロゴデザイン・看板デザイン・製作施工
業種:調剤薬局
エリア:東京都稲城市
参考予算:180万円