今回ご紹介するデザイン事例は、1964年設立の歴史あるイタリア食材卸売り会社「亀屋食品」さん。リブランディングとしてロゴやスローガン、Webサイトなどを刷新されてきていて最後に残されていたのが社員の方々が働く社屋の外観デザイン。
僕たち看板デザイン相談所が、外観演出の専門家としてデザインの企画から施工までを担当させて頂きました。
社屋の外観デザインってどこに頼めばいいのかわからない。
そんなお声をよく聞きます。外壁を塗り替えるだけであれば地元の塗装屋さんに依頼すればいいけど、デザインが伴うと職人気質の塗装屋さんでは難しい。またデザインのプロであるデザイナーに相談しても塗料の選定や施工法など技術面の知識が乏しい。
例えば、壁を黒っぽくしたらかっこいいんじゃない?!と思っても、もしただ100%真っ黒に塗装しちゃったらかなりきつい印象になってしまう。おしゃれに見えている黒い壁の建物(外壁)って実際は濃いグレーだったりします。あと塗装の艶(ツヤ)もめっちゃ重要で何も言わなければギラギラしたような10部艶にされちゃうことが多いけど、仕上がりの印象を重視するなら艶をおさえた5部艶あたりが正解。社屋の外観デザインってなかなか難しい分野なんですよね。
社屋の外観デザイン
会社の歴史や業種業態、現在の建物の状況などから考えたデザインは、どこかヴィンテージ感のあるイタリアのワイナリーのような雰囲気。シンプルでありながら、カラーリングや書体、デザインレイアウトから施工方法など等、細部にわたりお客さんと何度もディスカッションして決めていきました。
■BEFORE
↓ ↓ ↓
■AFTER
外壁塗装×ペイントデザイン
事務所入口サイン
現場
職人さんたちを束ねる施工責任者Hina
『社屋の外壁塗装×デザイン事例|歴史あるイタリア食材卸売り会社の外観デザインをおしゃれに刷新』をお届けしました。
現場からは以上です♪
業務:社屋外観プロデュース・施工
(外観企画・デザイン・外壁塗装・文字ペイント・入口周り施工)
業種:食品会社
エリア:千葉県市川市
参考予算:400万円
工事協力:Leaf inc