ホテルの看板・外観デザイン事例|江東区常盤に、小さなホテルを。──ご夫婦でつくった、ひと部屋の宿
今回ご依頼いただいたのは、江東区常盤にある小さなホテルの外観デザイン。
常盤エリアといえば、昔ながらの住宅街に町工場が混在していて、ちょっと不思議な空気感がある町です。
最近では人気のカフェや銭湯などのスポットも増えて、じわじわ注目を集めているエリア。王道の観光地とは少し違うけれど、“通な東京”が味わえる、そんな場所かもしれません。
|小さな夢が、動き出したとき。
ご相談に来てくださったのは、とっても仲の良い素敵なご夫婦。
湘南のうちの事務所まで足を運んでくださって、いろいろなお話を聞かせてくれました。
こうしたケース、実はけっこう多いんです。ご夫婦でのご来社。そして、奥様の「こうしたい」がプロジェクトの軸になること。そういうときって、だいたいうまく進む印象があります。
今回もまさにその流れ。
奥様には、ずっと心に描いていた「小さなホテルをつくりたい」という夢があって、旦那様がそれを後押しするかたちで話が動き出したようです。
なんだか、聞いてるこちらもほっこりしました。
|「好き」がいっぱい。でも、ちゃんとまとまる
打ち合わせでは、奥様がこれまでに集めてこられた画像や資料をたくさん見せてくださいました。
「こういうのもいいな」「あ、これも好きかも」──
最初は方向性がバラけて見えるのですが、じっくりとみていくと不思議なもので必ず共通点はあるものです。
「隈研吾みたいな雰囲気も素敵よね」
「さすがにそれは…スケールが…(笑)」
なんて冗談も交えつつ、イメージを整理していくプロセスはめっちゃ楽しい時間。
|スケッチで「これ!」。その瞬間がいちばん嬉しい
奥様の好みをベースにしながら、スケッチをご提案。
「これ、まさに思い描いていたものです」と一言。
その後は細かい調整を重ねて、無事にデザインが完成。
たったひと部屋だけの、特別なホテルが形になりました。
DESIGN
|Airbnbで、東京の中の“5%”。うれしいご報告
オープン後、さらにうれしいニュースが。
「Airbnbの東京エリアで、上位5%の“BEST CHOICE”に入りました!」
というご報告が。
あの打ち合わせの日から始まったホテルづくりが、こうしてたくさんの人に選ばれていること。本当にうれしい瞬間でした。
今後も、誰かの“やりたい”に寄り添うデザインを届けていきたいなと思っています。
(ちょっとだけ隈研吾テイスト笑)
■BEFORE
↓ ↓ ↓
■AFTER
業務|ブランディング・ロゴデザイン・看板デザイン・製作施工
業種|ホテル
エリア|東京都江東区
参考予算|130万円