デザイン・施工事例|神奈川県平塚市
特殊なカーフィルムを扱う企業の湘南営業所オープンにあたり、外観デザインの企画から施工までを担当しました。その製作プロセスをレポートします。
|BEFORE
↓ ↓ ↓
|AFTER
|「共創」でつくるデザイン
デザイン制作にあたり社長さんや社内のデザイナーさん、営業所の責任者の方々とオンラインミーティングからスタート。
「ディスカッション」を通して、サービスの特徴や顧客層を理解します。そして、デザインによってどんなイメージ(ブランドイメージ)をつくるか、どんな表記をするか、どんな看板の種類を使うかなどをじっくりと話し合っていきました。
お話の始めでは、大きな通り沿いの建物であることから、どうやったら効果的に目立せたらいいか、どのように会社(会社名)をアピールするかということが議題(リクエスト)でした。ですが、数回のミーティングを通して、当初の構想とは全く違う、クールで超シンプルなデザインにいきつきました。
その理由は、お客さんの扱うサービス(車用特殊フィルム)の対象は、主に、フェラーリやカウンタック、ベンツといった高級車。もちろんサービスの価格も安くはありません。そういった顧客層に、いらっしゃいいらっしゃいと、社名やサービスなどを効果的に目立たせうったえかけたところでセールスやブランディングにつながるわけがありません。
それであれば、ブレずにメーカーのスタンスで品よくブランドをシンプルに表現したほうがいいと結論に至ったのです。そう、デザインの表し方は「会社の在り方」(ブランド)そのものだからです。
一般的なデザイン会社のように、お客さんからリクエストをもらってから、それに対してただ「提案」をするような一方通行なやり方ではなくディスカッションにより参加者全員で一緒に考えて一緒につくる「共創」が僕らのやり方です。
|DESIGN
【入り口部分】もともとあったゲートを有効活用。また、正面、右壁、シャッター、建物左上と、四方にデザインを入れることで敷地全体が引き締まります。
【壁のデザイン】シンプルでありながらかなりの存在感。
【シャッター塗装】古くなっていたシャッターも塗装によって美しくよみがえりました。コックピットのようなナンバーのデザインにより、単なる社屋ではなく、ここでスペシャリストが施工していることを伝えています。
・本社(大阪)の施工場所も同時にデザイン・施工しました。
バランスをミリ単位で調整。美しい仕上がりです。(シート施工:藤原工芸)
現場からは以上です♪
業務:店舗外観コンサルティング・デザイン・施工
業種:カーディテイリング関連
エリア:神奈川県平塚市|本社・大阪
参考予算:200万円