夢をデザインする。

斉藤高広 / ディレクター

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斉藤高広 / ディレクター

Wiseっていう、ちょっと個性的な内装屋のホームページを、今コツコツとつくってます。

ホームページって、デザインそのものよりも
「何を語るか」「どんな想いを伝えるか」
が、ぼくはめっちゃ大切だと思っていて。

その想いを引き出すために聞き取りをしていたら、心に残る話がひとつありました。
社長がぽろっと話してくれた“構想”の話。

テレビの鉄腕DASHのダッシュ村じゃないけど、
いつか、山のふもとの土地を借りて、コンテナでつくる“基地”みたいな村をつくりたい。
そんな夢の話です。

そこには、職人さんがクロス張りを練習できるスペースがあったり、
自分たちが「本当にいい」と思う工具を展示する場所があったり。
お客さんが壁紙を“見て・触って・選べる”ショールームがあって、
一般の人が壁紙張りに挑戦できるワークショップも開かれる。

そして——
「まだまだ腕はあるけど、定年で現場を離れた内装職人さんたちが、先生として活躍できる場所にもしたい」
という話まで飛び出してきて。

……おー、なんかいいなぁ、かっこいいなぁと素直に思いました。

社長っていっても、やっぱり根っこは職人さん。

口がうまいタイプじゃなくて、余計なことは言わない人だからこそ、
たまに見えるこういう“夢”にぐっとくるんですよね。

誰にでも「いつかこんなことをやりたい」という構想はあるはず。
でも目の前の仕事に追われて、気づいたらどこかに置き去りになってしまうことも多い。

だから、ちょっとおせっかいだけど——
聞いた瞬間からイメージを膨らませて、
数週間かけて一枚の3Dのパースをつくってプレゼント。

頭の中のもやもやした構想も、こうやってカタチにしちゃうと、
夢の実現スピードって一気に上がる。
そして、実現する可能性もぐっと高まる。

「見える化」された瞬間に、人ってその方向へ動きはじめるから。

さらに今回、そのパースをホームページにも組み込んで“公開”しました。
多くの人が目にする場所に置いちゃうと、もうみんなこの夢に向けて動くしかない。

そんなクリエイティブを使った「おせっかい」を、楽しんでます。

数年後、この“基地”がほんとうに完成したとき、
あの日の小さな夢の話が、ここまで来たんだって思うと…たぶん震えるくらい嬉しいんだろうなぁ。

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