店舗の「ガラス面」、デザイン次第で印象ががらりと変わる。選ばれるお店になるための外観デザイン術

こんにちは。
看板デザイン相談所 富山店広報チームの斉藤です。
お店の“顔”になる場所といえば、看板や外壁──
けれど実はもう一つ、見落とされがちで、まだまだ活用しきれていない大きな存在があります。
それが、「ガラス面」です。
多くのお店では、店名やインフォメーショをカッティングシートで貼るだけのことが多い。
でも実は、店舗フロントで一番大きな面積を占めるこのガラス面を活かしてトータルで外観を演出することで、店舗全体に強烈な存在感と印象を生み出すことができます。
その効果は完成翌日から客足だったりお客様の反応が大きく変わることを実感できるほど。
“そのお店らしく“しっかり記憶に残る”。
そんな外観づくりのカギが、ガラス面の演出なんです。
今回は、そんな「ガラス面デザイン」の実例を紹介します。
看板でも壁でもない、もうひとつの“伝えどころ”に目を向けてみませんか?

【case01:学習塾】
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あえて言葉やインフォメーションは無し。ナチュラルな印象の木目調のシートでガラスまわりのサッシ全てをラッピング&モールディングのパネルを設置して学習塾でありながら毎日でも行きたいカフェのような雰囲気を演出しています。そこに通う子供たちも大喜びでした。これを一から外壁工事でつくったらいくらかかるんだろ。。全てサイン素材を使っているのでリーズナブルだし原状回復も簡単です。

【case02:インターナショナルスクール(認可外保育園)】
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デザインのコンセプトは、テーマパークのわくわく感。ガラス面全体を絵本に出てくるお店屋さんみたいにデザイン。かわいい2つの窓はテーマパークで使われる、特殊な「立体造形」の技術で製作しています。

【case03:中古買取店】
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あたらしくできた中古買取店の外観プロデュース。同社のWebサイトのレトロなテイストに合わせて、ガラス面を全面シート貼り。一部分はくり抜いて窓型にカット、中におもちゃなど買取品のディスプレイをみせる仕掛け。入口ゾーンはおちついた木目調に、その他は大通りに向けた広告的なデザインを施してます。

【case04:歯科クリニック】
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歯医者さんも、街のお店と同じように「ブランドイメージ」がとっても大切。もともと街並みに埋もれてしまっていた外観を、ガラス面を活かしたトータルデザインで一新。「痛くなさそう」「やさしそう」といった安心感を、デザインの力で自然に伝えています。私たち看板デザイン相談所では、看板だけでなく「窓もドアも壁も、すべてが看板」だと考えています。

最後にひとつだけ、ガラス面施工で気をつけたいこと
ガラスが「網入り(ワイヤー入り)」の場合、シートの貼り方には注意が必要です。
網入りガラスは、内部に金属製のワイヤーが入っているため、ガラスと金属の熱膨張率の違いから、気温差によって「ヒビ割れが起きる可能性があります」特に、寒暖差の大きい冬場に発生しやすいと言われています。

今回ご紹介した店舗では、ガラス面全面にインクジェットシートを貼っているのもありますが、使用しているのは網の入っていないガラスです。
とはいえ、実際の街中では、網入りガラスにシートを貼っているお店も少なくないんですよね。すべてが必ず割れるわけではなく、方角や周辺環境など、条件によってリスクの程度も変わってくるのが実情。
事前にガラスの種類を確認のうえ、施工方法を慎重に検討するのがおすすめです。
以上『コラム|特集:店舗の「ガラス面」、デザイン次第で印象ががらりと変わる。選ばれるお店になるための外観デザイン術』をお伝えしました。
現場からは以上です♪
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