外壁番長様(富山県高岡市)の店舗看板デザイン事例
2025年1月、富山県高岡市に新たにオープンした創業60年を迎える外壁リフォーム会社の老舗「外壁番長」様の新店舗。「お店の外観から、もっと想いを伝えたい」そんなご相談から始まった、看板デザイン相談所 富山店の施工プロジェクトを、今回はご紹介します。
|ヒアリングから見えた、「強さの根っこにあるやさしさ」
最初の打ち合わせで印象的だったのは、オーナー様のこの一言でした。
「家を守るということは、家族の幸せを守ること。」
ただ強いだけじゃない。「人を想うやさしさ」が根底にある外壁リフォーム事業であることが、この言葉からよく伝わってきました。だからこそ私たちも、ただ“かっこいい看板”ではなく、「このお店のコンセプトをどう街に語るか」という視点で、店舗外観をつくっていきました。
|POINT1:“想い”を言葉にする
オーナー様との対話の中から生まれたコピーが、「幸せを守る、強い外壁。」
この一文は、単なるキャッチコピーではなく、お店の価値観を端的に伝える“のれん”のような存在で。看板づくりでは、見た目のデザインだけでなく、「何を伝えたいか」を明確にすることがとても大切。そしてその想いを、短い言葉に落とし込むことで、初めて「伝わる」看板になります。
|POINT2:「店名の印象」と「本当の価値」をつなぐ
「外壁番長」という店名には、強く印象に残る響きがあります。でも、それが“見た目だけのインパクト”で終わってしまうのはもったいない。そこで、看板とファサード全体に「力強さ」と「清潔感」をバランス良くデザイン。
“番長”らしさを活かしつつも、「信頼できる施工会社」であることが自然に伝わるようなトーンで仕上げていきました。
|POINT3:差別化は「見せ方の導線」で決まる
もうひとつ工夫しているのは、お客様が知りたい情報を、どこにどう配置するかという点。
ご相談・診断・提案といったプロセス。屋根リフォームや外壁塗装といった施工の種類など、お客様が気になる情報を、適切な場所に、わかりやすくデザインして配置しています。
|店舗外観をトータルで演出すること
私たちは、看板を「つくる仕事」ではなく、お店をどう演出し、魅力を引き出すかというブランディングの仕事と捉えています。一つひとつの看板の素材や色だけでなく、使う言葉のトーンやフォントの質感にまでとことんこだわる。それにより看板設置後の集客効果が大きく変わります。
完成後「目立っていて、カッコいい!!」オーナさんやスタッフの方々に大変喜ばれました。
看板デザイン相談所 富山店