院長の想いを丁寧に形にした、歯科クリニックの外観デザイン事例

歯科医院のおしゃれな外観デザイン (1)

今回ご紹介するのは、看板デザイン相談所でもご相談の多い「歯科クリニック」の外観リニューアルのお話。

開業から5年。

日々の診療を丁寧に積み重ねてこられた院長先生からのご依頼です。

看板・外観デザインは、「開業時」と「数年たってから」ではデザインをつくる考え方が少し変わります。

開業時はどうしても“まず知ってもらうこと”が最優先。目立ち方やわかりやすさ、業種の伝わりやすさ——いわゆる認知のための外観づくりです。

でも、5年間をかけてクリニックを丁寧に運営してこられ、多くのファンがいるこちらの歯科医院は、すでに地域での信頼が育っている段階。だからリニューアルでは、院長先生の「本当はこうしたかった」「本当はこういうテイストが好き」そんな素直なお気持ちを伺うことから始めます。

そもそも”ブランディング”は、“自分発信”が軸にあるものだからです。

とはいえ、たんに好きなデザインだけではビジネスとしては成立しない。

もし”高級感が好き”だったとしても、そのままテイストをそっちに寄せすぎちゃったら、本来お子さんから大人まで気軽に来られる”一般歯科”でありながら、「インプラント」や「審美歯科」など、ちょっとニュアンスが違う印象として伝わってしまう。

だからこそ、診療内容や医院の在り方をもとに、ちょうどいいバランスでデザインを組み立てていくことがとっても大切なんですよね。

今回も、院長先生とセッションをじっくりと重ねながら、クリニック本来の姿がまっすぐ伝わる外観デザインを一緒に探して(創って)いきました。

完成した外観は、余白を大切にしたミニマルな構成。

院名はあえての英語表記のみ。文字の主張を抑えつつ、クリアな輪郭で凛と佇むサインになりました。

まさに、“院長先生自身の価値観が素直ににじむ外観”になったと思います。

そして、そこで働く人たちの “好き” がきちんと反映された場所ができると、毎日の仕事も、ぐっと心地よく、少し誇らしく感じられるものですね。

 

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